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12:21:33
国貧論

水野和夫氏の著書「国貧論」を読みましたので、まとめを書いておこうと思います。この本の印象は、「資本主義の終焉と歴史の危機」の続編という感じがしました。そういった意味からも、とても興味深く、一日で読んでしまいました(笑)

前著の「資本主義の終焉と歴史の危機」の中で、”資本主義とは中心が周辺から利益を集めるシステムだ”と述べていました。ただ、そうした資本主義はすでに限界に達しており、株式会社も時代遅れになっているとも書かれています。

『20世紀までの資本主義は、原油などの資源がタダ同然で入手できる前提で、日米欧の先進国が富を総取りできた。しかし、グローバリゼーションが発達し、新興国や途上国の人々全員が資本主義の恩恵を受けるチャンスがあるという前提になると、「安く仕入れて高く売る」という近代資本主義の成立条件は崩壊する。』

『「日本株式会社」である東芝と「ドイツ株式会社」であるVWが不正会計、あるいは不正ソフト問題を引き起こした。そうまでしないと、株主が期待する利益が計上できないし、ユーザーが求める省燃費と高パワーを両立できないのである。
不正を犯さないと利潤を計上できなくなった時点で、元来社会秩序維持のための利潤極大化が社会秩序を乱すことへと転化した。』


つまり、資本主義が限界に達しているため、もうこれ以上経済成長することが事実上不可能で、そうなると「前年比いくらの成長率」というような計画自体に無理があるというわけです。事実、東芝は社長が決算までの3日間で、「120億円の利益を出せ」と言って、不正利益を作ってしまったのです。

一方、不正に手を出さないとすれば、経費を削減して利益を確保するしかなく、正規社員から非正規へという流れや下請け会社へのダンピング圧力は、企業の利益確保のために行われてきたのです。

『結論から書くなら、アベノミクスは破綻している。アベノミクスは、小泉純一郎総理大臣以来の「成長戦略」の帰結として破綻したのである。小泉首相は、「骨太の方針」のなかで幾度にわたって成長戦略を打ち出してたことか。構造改革路線で、規制緩和を中心とした成長戦略からすでに十数年が過ぎている。いまごろはとっくに成長軌道に乗っているはずであるが、そうなっていない。そもそも「成長戦略」という方向性が間違っていたのである。』

資本主義が限界で、もはやこれ以上の成長は難しいのですが、「成長しなくとも良い」と言うと選挙で落ちてしまうために、政治家も難しいのかもしれません。
ただし、われわれは政治家ではありませんので、現実に即した判断をすることが必要だと思っています。それは、”明日は今日より良いという前提ではない日常”を受け入れるということです。(続く)

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  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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