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エドワード・ルトワック

エドワード・ルトワック氏のインタビューをまとめた新書「中国(チャイナ)4.0 暴発する中華帝国」(奥山信司/訳)を読みましたので、まとめを記載しておこうと思います。

この本は、ルトワック氏が、近年の中国の戦略がどこでどう間違えたのか?を指摘したものです。この中で中国は3つの錯誤を犯したと述べています。
1つ目は、金と権力の混同という錯誤、2つめはリニア(線的)な予測の錯誤、そして3つ目が二国間関係の錯誤だと言っています。

まず、1つめの錯誤で、経済力と国力の関係を見誤ったとしています。これは、「小国のところまで出向いて金を渡せば、相手は自分たちに従う」という安易な考え方に基づくもので、これを外交分野でもやり、失敗していると指摘しています。
本物の国力を手にできるのは、経済力に50年以上遅れることを見越せなかったことが原因だとも述べています。

次に、2番目の錯誤では、2008年に米国経済が急降下して、その状態が2009年まで続いたために、中国のリーダーたちが線的な予測をしてしまったことだとしています。リーマンショック当時の予測は、2008年から2018年までは「アメリカの経済成長率の低下は続き、中国の経済成長は高止まりで続く」というもので、これを信じてしまったのです。

「第二の錯誤(線的な予測の錯誤)」として、「中国が上がって、アメリカが下がる」という予測だが、彼らに自覚できなかったのは、線的なトレンドというものは絶対に長続きしないという歴史の真実を見逃したことによるものです。

また、「第三の錯誤」は他国との「二国間関係」を持つことができると思い込んでしまったことだと述べています。
たとえば、中国が「日本との関係」を単なる「日本とだけの関係」という二国間だけで解決できる問題だと勘違いしたことにあるのです。

中国が弱小国であればこのような二国間関係を持つこともできますが、強力になり始めた瞬間に、そうした他国との関係は、単なる「二国間」にはならなくなるとしています。仮に、中国がベトナムと外交的に揉め事をを起こせば、ベトナム側を助けようとする国が出てくるのです。「次は自分の番になるかもしれない」と考えた他国が、「もしそうなら次にターゲットになる前にベトナムを助けておこう」と思うからだとしています。

これ以外にも、中国では正確な情報がトップまで伝達されないなど、大きな問題点を抱えているとしています。現在の南シナ海問題も、実際には撤退するのが正解でしょうけれど、撤退したら国内から「弱腰だ」との非難が殺到し、習近平自身の立場も危ないということになるのです。中国はある意味、袋小路にはまり込んだと言えるのではないかと思われます。

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  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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