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ここのところ、コインを取り上げていませんでしたので、久しぶりの登場です。
写真は古代ギリシャのシシリア・シラクサで BC317-289に鋳造された金貨です。表面はアガソクレス、裏面は2頭立ての戦車となっています。
アガソクレスはシラクサの僭主で、王を自称しました。僭主とは、本来の皇統、王統の血筋によらず、実力により君主の座を簒奪し、身分を超えて君主となる者(Wikipediaより)とのことです。
このコインは小さめで4.27g、直径も15mm程度ですが、2000年以上前の金貨とは思えない美しさを保っています。コイン端にバンプがあるために、(NGC鑑定で)Surfaceは 3/5 となっていますが、Strikeは 5/5 と最高評価です。
国内のコイン商・オークションなどではあまり見かけないコインだと思われます。
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