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米中戦争前夜

グレアム・アリソン氏の著書「米中戦争前夜」を読みましたので、まとめを記載しておこうと思います。

この本は、現在の覇権国であるアメリカと覇権国を狙って台頭する中国が戦争になるのではないか?、それを避ける方法はあるのか?ということを過去の歴史を参考にしながら、考察した書籍といって良いかと思います。

前半部分では、古代ギリシャのアテネとスパルタのお互いが戦争を避けようとしたにも関わらず、どういった経緯で戦争に巻き込まれていったのか・・をトゥキディディス(古代ギリシャの歴史家で、ギリシャ世界全体を巻き込んだペロポネソス戦争を記録)の書物を参考に解説しています。

『古代ギリシャの二大都市国家間の戦争は、なぜ、それぞれが最も大切にしていたものを破壊する戦争に発展したのか。トゥキディディスによると、その根本的な原因は、新興国と覇権国の間に生じた大きな構造的なストレスにある、アテネとスパルタの競争がヒートアップするにしたがい、それぞれの国内で強行派の声が大きくなり、プライド意識が強まり、敵の脅威論が高まり、平和を唱える指導者は厳しく批判されるようになる。トゥキディディスによれば、このダイナミクスを戦争に発展させる大きな要因は3つある。それは、国益、不安、名誉だ。』

『アテネとスパルタの指導者は、戦争を回避するために最大限の努力をしたが、国内がじりじりと戦争に傾いていくのを止めることはできなかった。どちらも相手と駆け引きをしながら、戦わないのは不名誉であり、破壊的だと考える国内の政治勢力にも対応しなければならなかった。そして、どちらの指導者も、究極的には国内政治に押し切られた。ペリクレスもアルキダモス2世も「そもそも権限が弱い」ことを実感していた。それはアメリカ大統領史学者リチャード・ニュースタットが指摘した、米大統領職の特徴でもある。』


さらに、人間の心理状態についても下記のように言及しています。

『もっているものを失う不安(あるいは「衰退」する恐れ)は、何かを手に入れる期待よりも大きいものだ。だから人間は、現状を維持するために、しばしば不合理なリスクを冒す。とりわけ大国の「グローバルな利益と義務が・・・そのすべてを同時に守る能力をはるかに上回る」とき(つまり帝国が過剰に拡大したとき)、その国は愚かにも現状を維持する努力を倍増させることがある。』

これまでの覇権国である米国と新興国である中国が、「今後戦争になるのか?」というテーマを扱った書籍ですが、過去の危機(戦争になったケースおよび回避できたケース)を紹介しながら、なぜそうしたことが可能(不可能)であったのか?を検証しています。お互いが戦争をしたくないと思っていても、それに引き込まれてしまっていく経緯を理解することができました。

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  • Author:じん
  • 筆者(じん)は大学卒業後、小さな会社をやるかたわらで投資をスタート。
    投資で儲けたお金でおいしい食事とワインを飲む日々を目指して・・・。
    引退後は投資の利息で悠々自適生活を目論んでいるが・・・。

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