2009/03/05
11:13:19



1月は全体的に不調傾向でしたMF系のファンドですが、2月はどうだったのでしょうか?
もちろん、個々のファンド成績にばらつきはありますが、全体をみるとそう悪くはなかったようですね。
まず、皆様第注目のTulip Trend Fundですが、1月には-0.54%でしたが、2月は+1.32%と戻してきました。今年の2月末までの成績でも+0.78%となっております。
Tulip Trend Fundの手数料の特集では、「手数料が高いので注意が必要です」と書きましたが、この成績は解約手数料以外の手数料が引かれた後の数字ですので、それを考えるとMF系の一部にこのファンドを入れておくのも、選択肢の一つではあると思います。
自分的にももちろん興味がありますので、色々と調べておりますが、手数料が高いこと以外は大きな問題点は今のところないようです。
まだ、ここにはお書きしておりませんが、色々なご質問を頂いていたので、Financial Partnersのジュリアン氏にお願いして手数料以外のことも調査をしました。それらのことについても後日ご報告したいと思っております。
次にManの関係です。 Man AHL Diversified Futures Ltd (HDF)ですが、1/26が41.79で3/2が41.74とこの1か月強の成績は-0.12%でした。
ADPはと言いますと、1/26が101.13、3/2が101.52とこちらはHDFとは違い+0.39%となりました。同じ時期の新ADP(ADC・ガンジー籍)をみてみましょう。
1/26の時点では1.2430、3/2では1.2467・・・ということは、+0.30%となります。やはり、いまだに旧ADPの方が若干ですが、成績が良いようです。
また、三菱UFJ証券で取扱をしているマイルストーンですが、運用は「ポートフォリオのセクター配分」を見る限り、Man AHL Diversified Futures Ltd (HDF)と全く同じ(上記参照)となっております。つまり、HDFの三菱UFJ仕様と言えると思います。
昔 あった車で「三菱デボネアAMG仕様」を想像してしまったのはじんだけでしょうか(笑)。
話は元に戻り、レポートによりますとマイルストーンの年率複利収益率が12.1%とあります。HDFの同じものが14.2%です。これを10年間保有したと仮定しましょう。12.1%と14.2%は変わらないと仮定します。
マイルストーン・・・3.13倍
HDF ・・・・・・・・3.77倍
つまり、1000万円投資してマイルストーンですと3130万円、HDFですと3770万年になると言う計算です。14.2と12.1ですとあまり変わらないような気がしますが、複利で年数を重ねてくると結構な違いが出てくるのですね。
上記の仮定でお話ししますと3770万円-3130万円=640万円が三菱UFJの手数料となります。パーセンテージでいくと毎年2.1%となります。
これを三菱UFJの安心料と考えるか、余計なコストと考えるか・・・意見が分かれると思いますが、自分としては後者です。
最後にSuper fundですが、ここでもいつものように自分が所有しておりましたGCTについてみていきましょう。1月+0.76%、2月+1.27%と好調をキープしております。
昨年からシステムがワークしているようで、A/B/Cともに好調です。
その中で面白いのは「ゴールド建て」ではないかと思っております。ゴールド建てというファンドはあまりありませんし、いわゆる通貨分散的にもなると・・・。米ドルも不安、ユーロも不安という方はこれを10?20%くらい入れておくのはどうでしょうか?
Winton futures fundや3Aなどのファンドについてもご報告したいと思っており、情報入手をしております。情報が入り次第ご報告したいと思っております。
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